人工芝には有害物質が含まれている?〈PFAS汚染による発がん性などの懸念〉

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昨今、PFAS(有機フッ素化合物)汚染が社会問題となっており、環境汚染だけでなく人体への悪影響が懸念されています。
アメリカでは、そのPFASが人工芝から検出され問題となったことから、PFASが使用された人工芝の設置の禁止など規制の方向へ進んでいます。

では、メモリーターフにはPFASや健康に害を及ぼす有害物質が含まれているのでしょうか?解説していきます。

PFAS(有機フッ素化合物)とは

炭素とフッ素の結合をもつ有機化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物の総称です。人工的な化学物質で、1万種類以上の物質があるとされています。
水や油をはじき熱にも強いことから、様々な工業製品や家庭用品に使用されていました。
しかし、分解されにくく環境中での残留性や、発がん性をはじめとする人体への悪影響が懸念され、現在では国内での使用・製造が原則禁止されているものもあります。

メモリーターフにPFASは含まれているのか

メモリーターフは以下のとおり、PFAS(有機フッ素化合物)試験を行っております。

[試験方法]
⼈⼯芝を溶かし、溶媒抽出を⾏います。その後、濃縮・希釈をし、最後に濾過をして測定します。
[試験結果]
メモリーターフはPFAS含有量試験において、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)、PFOA(ペルフルオロオクタン酸)、PFHxS(ペルフルオロヘキサンスルホン酸) 、PFCAs(ペルフルオロカルボン酸)、PFOI(ペルフルオロオクタンヨージド) 、PFNA(ペルフルオロノナン酸) 、PFDA(ペルフルオロデカン酸)、PFBS(ペルフルオロブタンスルホン酸)などの有機フッ素化合物は検出されませんでした。

その他の有害物質は含まれているのか

PFAS(有機フッ素化合物)試験の他に、メモリーターフは「8種重金属試験」を行っております。

[試験方法]
規定された濃度溶液により、溶出試験を実施。ICP発光分光分析装置等により、溶出量を測定します。
※「欧州規格 EN 71 第3部 特定元素の移行」に準拠
[試験結果]
メモリーターフは重金属試験において、アンチモン(Sb)・ヒ素(As)・バリウム(Ba)・カドミウム(Cd)・クロム(Cr)・鉛(Pb)・水銀(Hg)・セレン(Se)などの人体に有害な重金属は含まれていませんでした。

人工芝の充填材として使われるゴムチップについて

以前アメリカで、人工芝に使われたゴムチップから発がん性物質のベンゼンが検出され、危険性が指摘されるようになりました。
ゴムチップは人工芝の耐久性向上、クッション性向上のために、主に競技場用人工芝に使われます。

景観用の人工芝であるメモリーターフに、ゴムチップなどの充填材は使いません。

さいごに

PFAS(有機フッ素化合物)やその他の有害物質により、人工芝の安全性に懸念を抱く方もいらっしゃると思います。
メモリーターフは様々なテストを高い基準でクリアしている製品ですので、安心してご使用いただけます。